更年期(メノポ)のことを語るとき
更年期と言うよりは、更年期障害と言った方が
かえって馴染みがあるかもしれません。
更年期障害は女性の病気と言うわけではありませんが
一般的には更年期障害 = 女性の病気
と考えられています。
というのも、更年期障害が
女性ホルモンに関係した症状だからです。
■女性のからだと女性ホルモンの関係
女性の場合、子供を妊娠して出産するという営みが
できるために生理があります。
この生理ですが、
10歳前後の初潮から51歳前後の閉経まで続きます。
生理は女性ホルモンのなせるものなのですが
生理が安定してあるときは
この女性ホルモンが十分分泌されるのですが、
閉経が近づく世代である45歳あたりから女性ホルモンが
不足気味になりますと、これが原因で更年期障害が
症状として現れてくるようです。
■更年期障害の症状は千差万別
更年期障害で苦しむ女性が多い理由として
更年期障害の症状が千差万別であるため、
自分が更年期障害だと気づくことが遅れるからです。
更年期障害の症状を軽くするのは、意外と簡単なんです。
女性ホルモンの補足でほとんどの方が症状が軽くなります。
更年期(メノポ)で苦しんでおられる方が
周囲にいるようでしたら、
婦人科で女性ホルモンの測定を行い更年期障害かどうか
診断してもらい、もしメノポだと診断されたら
ホルモン療法で治療してもらうことを勧めてあげましょう。
女性のからだはホルモンの影響で
年齢ともに大きく変化していきますが
からだが変化することを知っていれば
実際メノポの時期に遭遇しても慌てることなく
婦人科でホルモンの投与をしてもらい
症状を抑えることが出来ます。
40代、50代という人生の輝くとき
メノポのことをよく知らないで悩み続けるのでは
今まで頑張ってきた人生までも
自信を失いかねません。
メノポは女性にとって、今まで頑張ってきた人生を
ちょっと立ち止まって振り返り
それから先、さらにワクワクしながら輝いていくための
再出発するときなのだと思います。