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「メタボリック予防と対策」とは

1月 8, 2009

2005年に日本内科学会から「メタボリック予防と対策」の診断基準が発表されましたが、「メタボリック予防と対策」は最近発見された新しい病気というわけではありません。かつて食生活や運動不足が原因で発症する病気は「成人病」と呼ばれていました。そしてその後には「生活習慣病」と呼ばれるようになり、呼び名や基準は少しずつ変わりながら現在の「メタボリック予防と対策」と呼ばれるに至っているのです。

今日では中高年の男性の2人に1人、女性の5人に1人が「メタボリック予防と対策」に該当すると言われています。また子どもの「メタボリック予防と対策」も深刻な社会問題となっています。こういった状況を受けて、国では医療費削減のためにも「メタボリック予防と対策」の予防、改善を重要な対策と考えており、2008年4月からは医療制度改革の一つとして特定健診制度を導入しています。

「メタボリック予防と対策」とは内臓脂肪型肥満に加えて、高脂血症、高血圧、高血糖などの症状を併せ持った、病気の手前の健康状態をいいます。一つ一つの症状が軽くて病気と言えるほどではなくても、2つ以上の症状が重なった場合には動脈硬化に進行する危険性が飛躍的に高まります。

また「メタボリック予防と対策」では健康な人に比べて糖尿病には5倍、脳卒中には4倍かかりやすいことが分かっています。つまり「メタボリック予防と対策」とは内臓脂肪の蓄積によって生活習慣病にかかりやすくなっている「病気の予備軍」であり、早期に対処しなければ、生命に関わる重大な事態に陥る可能性が高いのです。


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