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「メタボリック予防と対策」と高血圧

2月 3, 2009

「メタボリック予防と対策」の危険因子のうち、現在日本で最も該当者が多いのは高血圧です。

血圧とは血管の中を血液が通る圧力のことですが、心臓が収縮して血液を押し出す時の最高血圧、収縮後に心臓が広がる時の最低血圧、このどちらが高くても高血圧となります。正常な血圧とされているのは最高血圧が130mmHg、最低血圧は85mmHgの範囲内です。腹囲基準に加えて、血圧がこれより高い場合には「メタボリック予防と対策」と診断されます。

高血圧は自覚症状があまりなく自分で気付きにくい病気ですが、そのまま放置しておくと血管に負担がかかって動脈を傷め、心臓に負担をかけることになります。そして動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中など命にかかわる病気につながる可能性があります。
近年導入された特定健康診査では高血圧に関する検査が行われるようになり、高血圧を早期にみつけられるようになりました。

高血圧は生活習慣によってある程度改善ができるため、日頃から気を付けておくことが望まれます。食事で濃い味付けを好む人や揚げ物などの脂っこいものを好む人、野菜や果物を食べない人などは高血圧になりやすいため注意が必要です。さらに運動不足の人や飲酒、喫煙をしている人、家族に高血圧の人がいる場合も高血圧になる可能性が高いと言えます。

高血圧と診断された場合、血圧を正常に近づけるために食事では減塩に心掛けることが重要です。減塩は臓器を保護し、クスリの効き目を上げる効果もあります。魚は干物より生の魚を使い、漬物、梅干しなどはなるべく避ける、食事全体を薄味にするなど、家庭で食事を工夫して減塩を実行することが大切です。

「メタボリック予防と対策」と歯

1月 26, 2009

「メタボリック予防と対策」の予防では食事や運動などが重視され、歯のケアは忘れがちです。歯周病やむし歯は正しいケアによって予防ができるものです。健康で毎日食べ物を美味しくいただくためにも歯のケアをしっかり行いましょう。

「メタボリック予防と対策」と歯は密接に関わっています。一見無縁のように思われるこの2つですが、近年の研究では歯周病の人は「メタボリック予防と対策」や生活習慣病になりやいということが明らかになっています。

歯周病とは歯周病菌によって引き起こされる感染症です。歯周病菌は歯と歯ぐきの間などの空気に触れないところに付いてどんどん奥へ入り込んでいきます。歯周病菌は毒性が強く、強烈なにおいを持っているのが特徴です。
歯周病菌をそのまま放置しておくと血管を通って体のあちこちへ渡り、動脈硬化を引き起こすなどの悪さを働きます。実際に心筋梗塞の人の患部から歯周病菌が発見されています。

また、肥満予防のためには自分の歯でしっかり噛んで食べることが重要ですが、一方で肥満の人は普通の人に比べて3倍から4倍歯周病になりやすいという調査結果もあります。さらに「メタボリック予防と対策」の基準に取り込まれている内臓脂肪、高血糖、高脂血、高血圧は食生活と深く関与していることからも、栄養をしっかり体に取り込むために健康な歯であることが大切なことです。

また、喫煙は「メタボリック予防と対策」を悪化させるだけでなく、歯周病にもなりやすくなります。歯の健康のためにも禁煙が大切だと言えます。


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